「ひと」塾
さくら国際高等学校 香川キャンパス
香川県綾川町で、不登校や高校中途退学者(中退)などを対象にした、いわゆる「ふつう」の学校に通えない子どものための学校(フリースクール・サポート校)運営及び、相談・支援などを行っている『ワーカーズ・コレクティブ香川・フリースクール「ひと」塾』の紹介ページです。広域通信制の「さくら国際高等学校」のサポート校としての「香川キャンパス」も同一の場所で「NPO法人地域教育福祉会・花さき山」によって運営されていますので、日本の高等学校卒業資格を取得する事も可能です。
家族あるいは自身が不登校や中途退学などで悩んで いる方は、学習面や生活面などの相談を行っておりますので、是非一度気軽にご相談ください。
私達は、不登校を生み出している「原因」とその「回復」のステップについて、次のように考えています。
1. 「不登校」になっていること自体が「悪い」ことではない。
2. 「不登校」の原因を親に求めることだけでは問題は解決しない。
3. 「不登校」を作り出しているより大きな原因は、「効率」と「画一性」そして「同一性」を求めすぎる日本の社会と学校教育のあり方にもある
4. 「不登校」になっている生徒の多くは、こうした社会や学校のシステムが苦手なより「個性的」で「デリケート」な子ども達である。
5. 子ども達は「不登校」になる前に、人間不信になるようなトラウマ「精神的外傷」経験を持っている場合が多い。
6. 学校へ「行けなくなった」子ども達は、「ふつう」学校へ「行ってほしい」という家族の期待にこたえられない「自分」を責めたり、そんな「自分」を育てた「親」を責める。
7. 「ふつう」の子供のように学校へ「行ってほしい」という家族や学校からのストレスが無くなると、多くの子ども達は、徐々に自分のリズムを取り戻すことができるようになる。
8. その次の段階では、「自分」で「自分」を見つめる時期が充分に必要である。一人で閉じこもったり、一人で行動することにはそれなりに意味がある。
9. 「自分」についてよく見つめることができたら、それを誰かに話したり、文章にしたりして表現することで、少し客観的に「自分」を理解できるようになる。
10. そして、その子その子にあったリズムと方法で信頼し、頼り合える人間関係を少しずつ広げ、経験の幅や種類を増やすことで、社会に参加できる程度も進んでくる。
11. 「人間(自分を含む)ってまんざら捨てたものでもないな」と思えるようにまで回復できる。
「ひと」塾にやってこられた家族の方には、まず1〜7までをゆっくりと説明し、よく理解していただいた上で、子ども達には、自分にあったペースで「ひと」塾に通う中で、8〜11までのステップを歩んでいってほしいと願っています。
「ひと」塾の紹介(趣旨・教育目標など)
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アクセス
「ひと」塾やさくら国際高等学校などについてのご質問及び「不登校」に関するご相談は、
『NPO地域教育福祉会・花さき山』
(ワーカーズ・コレクティブ香川・フリースクール「ひと」塾、さくら国際高等学校 香川キャンパス)
TEL:087-(877)-0600 FAX:(877)-2882
住所:〒761-2101 香川県綾歌郡綾川町畑田552-4
までお願いします。 代表 笠井則男